ときたま蟹工船生活~今年こそサブ4ランナー~

ときたま蟹工船生活をしている、TV業界出身のUI/UX Designerです。トータル・ワークアウトでのトレーニング、ランニング、ヨガ、ぼちぼちダイエット、仕事、増田さん(NEWS)のことなど、四十路な日々のつれづれを綴っております。次の目標はサブ4達成!

もう1つの湘南国際マラソン【ボランティア参加記② 当日編】

12/2 湘南国際マラソンを走られた皆様、ナイスラン&お疲れ様でした!naoさんの サブ3に迫るPB更新、Macさん全力さんのサブ3.5達成など、嬉しい速報が続々と届きましたねー。

私アザゼルも、湘南国際マラソンに、初のレースボランティアとして参加してきました。担当は第13給水所のスタッフです。11月中旬に事前説明会に行きまして、今回はレースボランティア当日のレポを書きます。

こちらは事前説明会のレポ。

kanikosen.hatenablog.com 私が誤って一度下書き記事に戻してしまったために、頂いたスターが全部消えてしまいました...><  申し訳ありません。

 

12月2日(日) 

6:00
お昼ご飯を地元コンビニで調達。田園都市線→小田急線→東海道線を乗り継ぎ、大磯駅に向かいます。眠くて寒い…。

7:40 
大磯駅に到着。ランナーの波にのまれます。ボランティアスタッフの集合場所:大磯港まで徒歩で移動しました。所要時間は10分位。同じ場所に向かう風の方々になんとなくついていきます^^

集合場所にはすでにたくさんの人が!スタッフ用ウィンドブレーカーとキャップを着用しました。風が強くかなり寒かったので、履いていった長パンツを脱ぐタイミングがわからず....。

8:15
一般ボランティアの集合時間となり、チーフが出欠を取ります。ここで班分けを教えてもらいました。4つの班のうち 私は1班で「水」の給水担当らしい!

まわりを見渡すと、学生さん(どうも部活単位で駆り出されているぽい)や、個人グループ数名で来ている方がほとんど。私のようなソロ参加の人はあまりいませんでした。さすがに1日1人で過ごすのは心細かったので、近くにいた同じ1班の女性3人グループ(手話サークルで知り合ったらしい女性ランナーさん3名)にお声がけし、一緒に行動させて頂くことにしました。

その後各班にわかれ、班のリーダーが再度出欠を確認。謝礼のQUOカードとアンケート用紙を受け取り、9:00前くらいに、第13給水所に向かうバスに乗り込みました。

9:20
作業場所に到着。第13給水所は、スタートから39.6kmの折返し地点で、一般の方々や車の立ち入りができない場所にありました。

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給水場所からは、海しか見えません!

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外界と完全隔離され、レース後にバスで帰るまで、どこにもでられません。

全員で簡単な体操・ストレッチをし、集合写真を撮影。

9:30
トラックから大量の水とスポドリをおろします。そして班ごとに分かれ、各班のリーダーの指示にしたがって設営開始しました。

机を2列に並べ、後半ランナーのための水を準備。コップ半分まで水を入れます。ギッチギチにコップを詰めて並べ、仕切り板を敷いて2段分準備しました。

その後、最上段の3段目に、前半ランナーのための水を準備。コップ1/3まで水を入れます。速いランナーは、走りながら給水をするため、コップを倒されないように、走路側には1m間隔ぐらいで1つずつ置くのがポイントとのこと。

ランナーの走力に合わせて、入れる水の量とか置き方を変えるんですねー。勉強になりました。

後ろのテーブルにも補給用の水を準備です。

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相変わらず、私のiPhone 6s Plus へっぽこカメラはピンぼけモード...。

大きなポリバケツにビニールを2重にしてかぶせ、そこにペットボトルの水をどぼどぼ注いで水を貯め、柄杓ですくって給水できる準備もしました。ペットボトル→コップ 直注ぎよりも、柄杓のほうが早く水が注げるみたいです。

この写真の一番左にその準備状態がうつってます。

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10:30前には、一通りの準備が完了!いったん休憩に入り、先頭ランナーの到着を待ちます。

シフトはこんなかんじ。1つの班の中で、さらに3つのABC班にわかれます。

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最初、A班は前衛として最前列で水をランナーに提供。B班とC班は後衛として水を準備します。これを30分毎に、シフトでまわします。

昼食は、持参したものをバスの中でもぐもぐ。外で食べるとランナーの方に失礼になるのでね。

 

ちなみに、第13給水所は関係者の中で「ミニオン給水」と呼んでいるらしく、ミニオンズがたくさん。どうしてミニオン推しなのかは謎ですが、事前説明会でもミニオングッズ持参を呼びかけられました(*^^*)

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私も、ミニオングッズを着用。

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タイツになるタイミングをのがし、結局長パンツを履いたまま過ごしました(^_^) あとはミニオンのニット帽を被ったり、マスコットをつけている方がいました!

 

ミニオンとも記念撮影♪  会社のハロウィンでもこの大きさのこのコがいたな...。

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私のiPhone 6s Plusカメラの故障ぷりがひどく、完全な事故写真です。

 

11:00 
休憩を終え、各々の担当場所にスタンバイ!11:09に先頭ランナー到着予定とのことでしたが、数分たっても来ない....。

お昼休憩に入っちゃうよーという11:15ぐらいに、やっと先頭ランナーが走ってきました!

でもなんだか、皆体幹ブレブレ足運びも怪しく、かなり苦しそうな表情で走っている....。先頭集団なのにあれれれ?(お前何様だよ、という話はさておき...) 

 

その後いったん昼食休憩に入り、11:40すぎに作業場所に戻りました。まだランナーは多くなく、パラパラやってくるかんじ。後衛の私もそこまで忙しくもなく、数分に1回、コップ数個に水を注いでいました。

 

58分にnaoさんが通過予定とのことだったので、そっちが気になってしょうがない!

そしてそして...

はてブロ 赤ノースリnaoさんがやってきたー!!

「naoさーん!頑張ってー!!」と叫んだら、両手を上げて笑顔でこたえてくれました(^・^)  給水スタッフはハイタッチ禁止でしたが、妄想ハイタッチモードで、嬉しい♪ しかも予定時間よりも早い到着!!!これはタイムが期待できそう★

この時のnaoさんの走りが、お世辞抜きでほんとに力強くてカッコよくて、自信に溢れた笑顔だったんですよ。走ることを心底楽しんでいる様子が伝わってきて、何故か私が泣きそうになってました。今年3月の静岡マラソン終了後、青空宴会時のnaoさんとは完全な別人でした (*^^*)  

 

12:00

naoさんを見送った後ぐらいから、給水所が徐々に混んできます。私は一番手前の場所を担当していたので、水の減りが超早い....(@_@) コップに水を注いでも注いでも、どんどんなくなってゆくので、テンパってきました。

そろそろ全力さんが来る頃なのに....ランナーさんをずっと見ていられない....。うぅぅ。

 

そんな作業の中、ふと顔を上げたら、はてブロ黒ノースリ背中が!!!

給水後衛隊の私がいるところから数m先に、全力さんを発見! すでに全力さんは給水テーブルから離れかけていたので、慌てて

「全力さん!! ガンバ!!!!」

と声をかけます。そしたら、振り向いて笑顔で手を振ってくれました。声だけでもなんとか届いて良かったε-(´∀`*)ホッ 

 

この後、Macさんをお迎えするつもりだったのですが.... どんどんランナーが押し寄せ

給水作業の修羅場に。

ずーっと、コップと水とにらめっこです。とにかくコップを出す→水を注ぐ→並べるの繰り返し。

全然ランナーを見れない....orz

 

結局、この修羅場はその後1時間ほど続き、Macさんと、ジム友のフィオナさんを見つけることはできませんでした。本当に申し訳ないです....。

 

休憩時間もバスには帰らず、他のボランティアスタッフさんと一緒に路上に立って、ランナーさんに声援を送り続けました。

スタッフ皆で気をつけていたのは「あと少し」という言葉を使わないこと。だってまだ2.6kmもあるしね。「ナイスラン!ナイスラン!」「あと2.6kmです!頑張って!!」「ファイト!!」と言ってたかなー。

 

14:00

サブ5以降ぐらいのランナーさん達が給水にやってきます。走るスピードがゆっくりだったり、歩いている方も多数。少しかがんでコップを取るのもしんどそうなランナーさんが増えてきたので、まわりのスタッフさんを真似て、手のひらの上にコップを置き、手渡しすることに。

駆け寄ってきて水を取られてから「ありがとう!」と言ってくださるランナーさんも多く、胸熱です。

 

苦しそうな顔で走っている方、笑顔で声援にこたえている方(ひょっこりはんランナーがとてもクオリティ高かった)、とにかく前をじっと見つめて淡々と走っている方....。本当に十人十色というか、2万人2万色の走り様があって、感慨深かったです。

1つの地点で、先頭ランナーから最終関門締切間際のランナーまでをリアルに見届けるのは初めての経験で、自分の中にこみ上げてくるいろいろな思いを消化するのが、かなり大変でした。


14:55
第8関門封鎖。最終ランナー通過。

ギリギリに滑り込むランナーはおらず、封鎖2分前には誰もいなくなりました。後でトイレに入っていたランナーさんが数名発見されましたが^^

 

トイレにいたランナーさんたちの出発に最後の声援を送り、収容バスを見送った後は、撤収開始です。残った水を捨て、テーブルをたたみ、ゴミをまとめて、それぞれのトラックに積み込みました。

ゴミの分別もしっかりしているし、あっという間に撤収完了!

 

またバスに乗り込んで、朝の集合場所に戻ります。途中でゴールゲートが見える会場の前を通過。湘南国際マラソンのゴールゲート、カッコいい!!まだたくさんのランナーがいました。

 

15:30すぎ
大磯港に到着。チーフとブロック長から総括の挨拶があり、16時ごろ解散となりました。お疲れ様でした!!

 

まとめ
ふとした気持ちで参加した、今回のボランティアでしたが

走る楽しさ、美しさ、大変さを、カラダの芯から感じさせてもらった1日となりました。

また、1つの大会にこんなにも多くのボランティアの方々が、貴重な休日を丸1日使って、ランナーのためにほぼ無償で一生懸命活動してくれている事実を身をもって知りました。レースに出る心意気が変わった気がします。

加えて、ボランティアスタッフのリーダーさんの手際の良さ、気配り(自腹で購入されたであろうお菓子やアメをメンバーに配ってくださったり)、やさしく的確な指示もあっぱれでした。

楽しすぎる1日でした!!


リーダーがミニオンズのマグネットを1つくださると言うので、Macさんをイメージして、ギターを弾く1つ目ミニオン「スチュアート」を頂きましたよ。

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~完~

 

と、ここで終わりでなく、少しだけ続きがあります。

 

ボランティア解散後、私は、東海道線→小田急線→田園都市線を乗り継いで帰宅したのですが、ミニオン衣装を着替える場所がなく、寄り道の予定もなかったので、ミニオン衣装がすっぽり隠せるボランティアスタッフ用のウィンドブレーカーを着たまま電車に乗っていました。

中央林間で田園都市線に乗り換え、疲労困憊でうとうとしていたら、目線の先にアシックスのランシューが...…そして、私の目の前にやってきました。

え、誰??

 

顔をあげたら、そこには全く見ず知らずの男性が。

「あの…僕今日湘南国際マラソンを走りまして...^^  ボランティアありがとうございました。お疲れ様でした!

と私に声をかけてくれて、下車されたのです。

アザゼルさん、心の中の涙腺崩壊ですよ。

まさか 溝の口駅でランナーの方にお礼を言われるなんてびっくりやら、嬉しいやら。なんて素敵なランナーさんなのでしょう。こちらこそ、ありがとうございました!!ボランティアやって本当に良かったー。

1日でこんなにも「ありがとう」と言われることは、人生の中でもそうそうないからね。

 

これからも、タイミングが合えば、こうしたレースボランティアに参加したいです。

走らなかったのに、走るためのモチベーションが最高に上がった1日でした!!

 

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