こんな記事をみかけました。
私自身の話になりますが、書くことは、自分を成立させる1つの要素のような位置付けです。もはや、好きとか嫌いとか、そういう次元ではないです。思えば大学受験のときも、小論文が一番得意だった。
今いる会社でも、何故かコンテンツプランニングの人と認識されたり、ワーディングの相談を受ける機会が多いです。(ちなみに、コーディングやプログラミングとかは、からきしダメです。仕様書は書くけど、自分の手は全く動かせません...。)
そう言うと、文才があると思ってるの?と誤解を受けそうですが、そんなものは全くありません。コピーライターのようなセンスもありません。
おそらく、文字を通して何かを伝えるパターンや手法のストックを、普通の人よりも少し多くもっている だけだと思います。もちろん、まだまだまだ未熟ではありますが....。
実は大学受験で代ゼミに通っていた時、笹井厚志先生という現代文・小論文の先生がいて、
「この文章の主旨は何か100字でまとめろ」「どんな主旨で小論文を書くか」
ということを、毎回の授業でかなりしつこく訓練されました。今でも何かを書く時、構成を作る時に、まず最初に主旨を決める手順が、自然としみついています。
主旨を明確にしてから書き始めると、すごく楽。
わー、なつかしい(^・^) 笹井先生、今も現役で嬉しい。
主旨って、常に特別強いメッセージ性が必要な訳ではなく、単純にその文章のヤマをどこにしたいのか、ということだけです。主旨が定まったら、具体的な自身のエピソードや思いを添える。その後、通し読みをして肉をつけたり削ぎ落とす。リズムを整える。
また、文字を通して何かを伝えるパターンや手法のストックを貯めることに、文才やセンスは必要ありません。誰でも量をこなせば身につけられるものですが、意外と苦手とする方が多いのかも?と、Webの仕事を始めてから思った次第です。
私の場合、トレーニング日記を書く時も、その日の核となる言葉や事柄を最初に決めて、そこから流れを組み立てて書き始めます。いきあたりばったりでは書き始めない。このプロセスは、ルーティンの筋トレと同じなので、好きとか嫌いとかではなく「普通にやること」という認識です。
この流れを組立てる思考、プロセスは、文章を書く時はもちろん、様々な仕事の場面でも重宝します。十代の時に、さんざん訓練しておいてよかった...。
とはいえこのスキルは肉体のトレーニングと同じで、少しでもサボるとできなくなったり、アウトプットに時間がかかってしまう(TT) ので、ブログは格好の場。
仕事と違って、自分で好きなテーマを決められますしね。自分の思考を整理するのにも重宝します。
伝えたい想いがない文章は、読むのがしんどい。
あと、中身が薄いのに無駄に項目分けしてだらだら続く文章もしんどい。
トータル・ワークアウトのトレーニング同様、「書く筋トレ」も続けていかないと!と思った、今日このごろでした。