W杯の日本×ベルギー戦は残念でしたが、それ以上に応援していたスペインとポルトガルが負けてしまったのが悲しいです。あと、先日からずっとクリスティアーノ・ロナウドが腸腰筋を使って腕立てしている動画を探しているのですが、なかなか見つからず苦戦中です。理学療法士さんが絶賛してたので、何が何でもみたい。ロナウドのカラダの使い方はもはや芸術だと思う。
なんだか話がおかしな方向に行き始めたので、早いとこ話を戻します。
2018/6/24の富里スイカロードレース(10km)レポ後編です。
前編はこちら
後編レポはじめます。
10kmのコースはこんなかんじ。給スイカ所以外はこれといったものもなく、のどかな風景の中をひたすら走ります。
途中の給水所で、ナイキの紙コップのところが1、2箇所あったので、なんでだろーと思っていたのですが、近くにナイキのカスタマーサービスセンターがある関係でエイドを出してくださっていたのですね。ナイキさんありがとう!JUST DO IT!!
1. やっぱりあの曲がリフレイン
◎0~5km 6:57/6:48/6:37/6:14/6:05
10:30に花火があがり、40歳以上 10kmの部もスタートです。小雨がぱらついていましたが、ほぼ雨もやみ一安心。
しかーし、スタートから1分たっても全然前に進みません。ちょこちょこ歩いての移動がやっと...。GとかHブロックスタートには慣れているものの、いつも以上にさっぱり進まない..
スタートから2分たったころから早歩きができる流れになり、3分半すぎくらいから小走りができるようになり、やっとスタートゲートをくぐりました!3分48秒かかった(>人<;)
とはいえ、まだまだ大渋滞。ふわっふわのスイカスカートを履いていたり、かぶりもの仮装している人が横幅をとっている上、お友達同士並んで話しながらゆっくり走っている人がたくさん...。道が狭く、追い抜くことは到底無理で、流れに身をゆだねるしかありません(T_T)
キロ6分余裕で超えてるよー。というか、整列ブロックスピードそのまままのキロ7分ペース…。
こりゃあ、ガチ走は無理だなー、無理せずに楽しく粛々と走ろうと決めました。
そして、『すいかの名産地』の1番が、私の脳内で流れ始めます。
ともだちができた すいかの名産地
なかよしこよし すいかの名産地
すいかの名産地 すてきなところよ
きれいなあの娘の晴れ姿 すいかの名産地
初めて耳にした小学生のときからずっと思っていましたが、ほんとこの曲なんなん。
一方で今回は、イヤホンで聴いてた音楽の記憶が何一つありません。ずーっと脳内では『すいかの名産地』が大音量でエンドレス再生。すいかの名産地の破壊力おそるべし。
2.雨なの?晴れなの??とにかく暑い!
◎5~8km 5:54/5:46/5:42
スタート時にやんだと思った雨がまた降ってきました。私は、髪の毛が濡れるのと、シューズが浸水してぐしょぐしょになるのが心底大嫌い。それなのに、汗と雨で髪の毛はびしょ濡れ、Tシャツも重くなるもんだから、もう、テンションダダ下がりです。シューズの浸水だけなんとか防御できたのが、せめてもの救いでした。
あー雨がにくい。雨がにくい。雨がにくい(m~^~)m
....と呪いながら走っていたら、雨がやんだヽ(=´▽`=)ノ
....と思ったら、今度は太陽が燦々と照りつけます。
雨で濡れたアスファルトに、太陽の光が反射して眩しい... (+_+)
雨だと思っていたからサングラスしてないし。
そして、湿度はほぼ100%。
なんかもう、いろいろ地獄なんですけどーー。
で、またしばらくするとぽつぽつ雨が降ってきて、またやんで太陽が....の繰り返しでした。気温はわからないけど、体感温度では30度近くあった気がします。
7kmを過ぎたくらいで、やっと少しずつ自分のペースを取り戻しつつありましたが、外気にどんどんパワーを吸い取られていき、思うようにペースがあがりません。そして蟹生活で増量した自分が重い....。
でもそんな中でも、ここ1ヶ月 トータル・ワークアウトのLONG DISTANCEトレーニングで、ランニング・マイスター氏に言われ続けていたこと
おしり→ハムストリング→腸腰筋→ふくらはぎ・内転筋をとにかくしっかり使う
は、なるべく意識して走るようにしました。
3.給スイカ、美味し~い!...からのー地獄坂
8kmをすぎると、沿道から「あと少しでスイカだよー!」という応援をいただきます。ううぅ、一刻も早く食べたい!!
もうこの時点で、私の脳内は、タイム<<<<<<スイカでした。絶対給スイカ所寄ったる。
しばらく走ると視界が開け、一直線の坂道が! どうやら坂を下りきったところに、給スイカ所がある模様!!
やっとスイカだー!!!
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あの坂をくだれば、スイカが食べられる。
アザゼルは、10時半から走っていた。サイロのにおいがむっとたちこめる田舎道である。顔も背すじも汗にまみれ、休まず走る息づかいがあらい。
あの坂をくだれば、スイカが食べられる。
くだりきるまであと数歩、半ば駆け出すようにしてアザゼルはそのスイカテーブル前に向かう。
しかし、スイカテーブル前には、スイカに群がるひとたちで、スイカにたどりつけない有様だった。
アザゼルは、がくがくする足を踏みしめて、もう一度気力を奮い起こす。
「スイカが食べたい!!」
・・・ふりあおぐと、すぐ頭上をとみちゃんの幻影が走った。スイカに群がる人混みに身を投じる。
優しいボランティアのおばさまが、すばやく包丁をさばいて、スイカをテーブルにならべてゆく。
あれは海鳥だ!これはスイカだ!
※参考文献:「あの坂をのぼれば」杉みき子著『小さな町の風景』
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というわけで、スイカにかぶりつきました。2切れをむしゃむしゃ。
甘くてジューシーで美味しいー!こんなに美味しいスイカ、人生で初めてかもー!!
スイカに夢中だったので、給スイカ所の写真はありません(*^^*)
スイカで生き返った後は、ラスト1kmちょっとです。
ただですね、ここからが問題。
富里スイカロードレースは、ほとんど高低差がないのですが(序盤に1箇所あるけど、スタートから1~2kmぐらいのところなので、そこまでしんどくありません)、給スイカ所を超えてすぐ、ラスト1kmのところに、結構しびれる上り坂があります。
高低差の表でみると、 9km手前のところですね。
photoshopで無駄に頑張って給水スイカ所の加工をしてみました。
美味しいスイカの余韻も一瞬にして消え、よたよたと駆け上がります。もはや走っているのか歩いてるのかわからないスピード。あーしんどいよー!!
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あの坂をのぼれば、ゴールが見える。
しかし、まだFINISHゲートは見えなかった。はうようにしてのぼってきたこの坂の行く手も、やはり今までと同じ、果てしないアスファルト道路だったのである。
※参考文献再び :「あの坂をのぼれば」杉みき子著『小さな町の風景』
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なんとか坂をのぼりきったら、ラスト1km。
FINISHゲートのある会場近くに戻ってきました。そしてまた雨が降ってくるし、あー一刻も早くゴールしたいー。
よーし、FINISHゲートまで最後のダッシュだー!!
と思ったら、土のグランドのせいで足元が泥でぐっちゃぐちゃ。こんなとこを全力で走って転んだら最悪じゃん。
日和ったアザゼルさんは、転ばないようにあえて失速です。やる気よりも、危機管理を優先させました。日本×ポーランド戦の最後の10分みたいなもんです。負けているけど、攻めない。
というわけで、アザゼルさんも、なんとかグダグダのゴール!
(ゴールのところでちょびさんが声をかけてくれていたようなのですが、何せイヤホンをした上に脳内は「すいかの名産地」エンドレス再生状態で、全く気づかず...。ゴメンナサイ!でも、ココロでエールを受け取りました!)
◎8~10km 5:52/6:32(給スイカタイム含)/5:54
今度はちゃんと記録狙いで、 10kmレースリベンジしたいと思います。
4.スイカの取り方を工夫せよ
ゴールの後はスイカ!と行きたかったところですが、全身汗と雨でびちゃびちゃだったので、まずは着替えに行きました。あーほんと最悪。雨のマラソン大会、ほんと嫌いです。雨に濡れるくらいなら、まだ暑い方がいいかも...。
その後、かなりおまたせしてしまっていたちょびさんと合流。まだ2切しか食べていないスイカ食べの続きです。
ちなみに、ふるまわれるスイカは、食べやすくするために、結構小さめ&薄めにカットされています。私は今回1切ずつ取って食べていましたが、2つくらいまとめて取ってきたほうが、効率よく食べられるみたいです。
そんな、スイカノウハウをふまえまして...
こちら、スイカロードレースの常連、会社同僚のたつ兄の自撮り写真。
※これ、ほんとに私じゃないです。ガーミンのベルトの色が違いますっ!
レース翌日に教えてもらったのですが、1回で4つとるのが常識らしい。
ええと。
完全に、どうかしてる食いしん坊だとおもいます。
しかもたつ兄は、タッパー持参で、スイカ何切れかテイクアウトしたそうです。どんだけ用意周到なの!!やっぱ常連は違うなー。
ちなみに、スイカはふんだんに用意されているので、ゴール時間が遅くて食べ逃すということはありませんので、ご安心ください!
5.なかよしこよし、スイカの名産地
その後30分ほど、スイカを食べながら岡ちょびさんと、お話しました。※岡ちょびさんの元ネタはこちら
お互いの出身高校を一発で当てるという、地方あるあるがやっぱりあったり、
なぜちょびさんは、にこにこぷん世代なのかの謎に迫ったり、
西日本の某ブロガーさんのニックネームのイントネーションの正解を探ったり(未だに"橋"と"端"と"箸"の違いすらよくわからない福島出身の私にはかなりの難問です)していたら、あっという間に30分が経過!
キムチを食べた後のお口直し用スイカをご家族に発送するという、親孝行のちょびさんとはここで解散しました。ちょびさん、何の生産性もない30分にお付き合いいただき、ありがとうございましたmm また何かのレースでお会いしましょー!
富里市役所の前で記念撮影!
私は給スイカ所の画像加工で力尽きたので、ちょびフォトサービスの写真をお借りしますm(_ _)m
ていうか、一番ちょびさんに聞きたかった、安達太良山トレイル10kの話を完全に聞き忘れました(>_<) じゃじゃまる!ぴっころ!!ぽーろりー♪の話をしている場合じゃなかった...。反省。
※このときは、安達太良山トレイル10kにエントリーするか迷っていたのですが、先週冷静に考えたところ、今年は10月の会津と金沢、11月の神戸遠征で出費がかさむこともあり、来年以降チャレンジすることにしました。福島のはてブロランナーさんたちのナイスランを東京から応援しています!
6. 5,000円ツアーバスと400円バスの格差社会
その後、スイカを2切 追加でひとりもぐもぐ。
同僚のたつ兄は一足先に帰っていたので、一人で京成成田駅行きのバス乗り場に向かいます。この頃にはピーカンでした!
そしたら、バス乗り場は長蛇の列...。新宿・東京・横浜駅に直行するツアーバス乗り場は誰も並んでいなかったのにー!!日差しがジリジリと照りつける中、日陰も日傘もない状態に立ちっぱで50分くらい待ちました。
汗だくのキャップをまたかぶりたくなかったし、アームスリーブをリュックから引っ張り出すのも面倒だったので、そのまま待っていましたが、こんがり日焼してしまい大ショック...。しかもGARMINをつけていた手首部分だけ白くて、完全なサラリーマン焼け。翌日激しく落ち込んだのは言うまでもありません....。
10kmランよりも何よりも、このバスを待つ時間が一番しんどかったです。炎天下の中での50分立ちっぱなしは、罰ゲームに近い。
行き帰りの電車の乗り換えや、長時間座れないリスク、京成成田駅⇔会場間の運行バス乗車の待ち時間を考えると、往復5,000円の直行バスのほうが、断然オススメです。
ようやく私の順番もまわってきてバスに乗り、会場をあとにしました。
とみちゃん、ばいばーい!
7.パングワンママ、ただいまー
帰りも、必ず座れるルートを死守。京成成田から押上まで出て、そこから半蔵門線で帰りました。もちろんずっと爆睡です(^・^)
最寄り駅に着いた後は、大好きすぎるいつものパン屋さんに直行。考えたら、スイカしか食べていなかったので、かなりの空腹でした。
定休日以外ほぼ毎朝行っているので、レジ担当のおばさまともすっかり仲良し。
私の出勤時間、ヨガとジムに行っていること、有給を取った日、伊豆に断食に行ったこと、時々マラソン遠征をしていること...など、かなりのアザゼル個人情報を握られています。
この日もスイカマラソンの報告をして、「がんばったねぇ~」とお母さんモードでねぎらってもらい、ピーナッツクリームパンとコロッケパンを購入!帰宅後、コカコーラゼロとともに、美味しくいただきました。
それにしても、走った後のコーラって、なんであんなに美味しいんでしょう。
私は下戸なので、きっとこれが皆さんのビールと同じなんだろうなー。
すいかの名産地でのレース、とても楽しかったです! でも6月のレースは、雨か蒸し暑いかの二択だと割り切って臨むのが良いですね。そして記録を狙うときは、第一ブロックを死守してください!
富里は意外と都心から遠く、交通手段はちゃんと段取って考えたほうが良いですが、35回目となる大会だけあってボランティアスタッフさんの手際もよく、トイレや更衣室でイライラすることもなく、屋台もたくさんあり、良い大会でした。
そして何よりも、東京のうかれポンチモードのマラソン大会なので、華やかで楽しいです。これは、ちょびさんに言われて気づきました。
※補足しますと、ちょびさんが「うかれポンチ」と言ったわけではないです!ジェントルマンなちょびさんは"東京のノリ"という上品なワードを使用されていました。
ここでレポは終わりです。長文乱文妄想文、失礼しましたmm
最後はスイカ→カブトムシつながりで、aikoさんの神LIVEで〆ます。
こっちのカブトムシ・斉藤さんも愛くるしい♥
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