鬼暑すぎる今日この頃。渋谷駅から徒歩10分のジムに行くのもしんどいです。
土曜日も、着替え×3セットとヨガマット持参で道玄坂を駆け上がるという苦行からスタートしました。ジムについた時点で、全身滝汗でびっしょり(T_T)
前日20時~のトレーニング+8kmビルドアップ走の疲れが残る中、朝10時からみっちりコアトレーニングをさせられたした後、トライアスロン界のスター・白戸太朗さんのワークショップに参加してきました。
今のところトライアロンを始める気はないのですが(かかるコストがトレイルRUN以上に沼で怖すぎます....Bikeに手を出したらゲームオーバーな気が)、私の担当トレーナー氏2名とも「トライアスロン未経験者でも大丈夫ですよ!」とえらくこのイベントを推すので、「マラソンやBike Trainer Trainingの参考になるかなー」という軽い気持ちで参加してみました。
結論から言いますと、マラソンに通じるお話やトレーニングも多く、とても楽しかったです(^・^) 今まで全く別次元のところにいたトライアスロンが、身近に感じられました。
参加者は10数人。実際にトライアスロンをやられている会員さんは3人(全員♂)で、残りは私のような未経験者でした。
トレーニング指導のプロ集団トータルワークアウトと、トライアスロン指導のプロ集団アスロニア のコラボメニュー開発。
— Taro (シラトタロウ) (@maidotaro) July 21, 2018
そのキックオフイベントが行われました。より正しく、効率的な動きのために! pic.twitter.com/K2He3kpyv3
一番右、下を向いて腹筋がすっかり抜けているのが私です。トライアスロンぽいかなーと思い、テンションUP↗のためにはてブロ黒ノースリを着ていきました(9`・ω・)9
白戸太朗さんとは...
6年連続してトライアスロン世界選手権の日本代表として選考されるなどの実績を積む。1992年から日本人としては初めてワールドカップシリーズを転戦。その後1996年からはアイアンマン・シリーズを中心に活動を展開する。1999年より国内随一のアドベンチャーレーシングチーム「サロモン・イーストウインド」のメンバーとして世界各地のアドベンチャーレースに参加。トライアスロンとアドベンチャーレースの双方で数々の戦績を残す。
(トータルワークアウトで配布されたチラシのプロフィールを転載)
トレイルRUN界の鏑木毅さんに近いのでしょうか。今は都議会議員もされてるんですね(゚∀゚)
90分のワークショップは、3部構成になっていて
- 白戸さん×池澤さん(トータルワークアウト社長)のトークショー
- TRIAHLON PROGRAMのトレーニング実演
- TOTAL FOODSの試食会と、Q and Aタイム
でした。ざざーっとレポートしてゆきます。
1. 白戸さん×池澤さん(トータルワークアウト社長)のトークショー
池澤さんが、白戸さんにあれこれ質問し、それに白戸さんが答えるかたちでした。 白戸さんがトライアスロンにハマったきっかけからはじまり、あれやこれやとお話してくださいました。
白戸さん、さわやか旋風吹かせまくりでフレンドリー、しかも話がとってもわかりやすいので、1時間サシ飲みしたら、うっかりトライアスロンレースにエントリーしてしまう確率150%です。
すべての話題が面白かったのですが、私のTOP3トピックは下記。
◎トライアスロンは、自分を客観視するメンタルが鍛えられる
⇒トライアスロンは長時間のレース。限られた自分の体力をどう分配して使ってゆくかを考え抜くことが求められ、これは若い人よりもある程度歳を重ねた大人のほうが得意、よって40代、50代でトライアスロンにハマる方が多いのでは?とのことでした。
◎トライアスロンは、自分の体の変化に敏感になる
⇒トライアスロン選手は1日5,000kcalぐらい摂取しないと、筋力や体力を維持できないそうで、食べられなくなったら終わりだそうです。つまり「強い胃腸」であることは何よりも大切とのこと。あとは睡眠も。
トレーニングやレースの後に食べたものや睡眠の質や時間で、自分の体が変わることに敏感になると、自ずと毎日何を食べるか、どう過ごすかを真剣に考えることにつながるとのこと。
◎トライアスロンは、経験をシェアすることに重きがおかれている
⇒海面から見上げる信じられない位美しい光景など、そこでしか見られない瞬間、トライアスロンをやっているからこそ立ち会える瞬間がある。
ちょっとおもしろかったのは、白戸さんが
「マラソンは、初対面時に互いのタイムを聞き合うなど、なんとなくタイムによるヒエラルキーがあったりするけど、トライアスロンはそういうヒエラルキーはなく、初対面で相手のタイムをきくことも基本的にない。それよりも、どのレースに出ました?的な"経験"を聞いたり、シェアすることが多い」
とおっしゃっていたこと(あくまで彼の自論です^^)。
2. TRIAHLON PROGRAMのトレーニング実演
スイムでもRUNでも、胸郭をしっかり開いて肩甲骨周りを柔らかく使うこと、体幹をしっかり使うことが大切とのことで、プランク系メニューやバランスボールトレーニング数種、Bike用の立位でのコアトレ1種をやりました。
バランスボールのトレーニングは、参加者が3~4人ずつグループにわかれ、白戸さん、白戸さんチームのチーフコーチ、トータルワークアウトのTOPトレーナーにそれぞれみてもらうことになったのですが...。
私は何故か白戸さんが指導するグループに....。しかもその後ろでは池澤さんが見守っている…。
白戸さん、池澤さん、他の会員さん2名が見守る中、難しいコアトレをやるとか、完全に罰ゲームじゃないの、これ。
おらのへっぽこコアがバレてしまう!突然の大ピンチ到来です。
緊張の中、おそるおそるチャレンジしたのですが...
思いのほか、なんとかなりました。はーよかった。ここ数ヶ月続いている、ランニング・マイスター氏とのおしりトレ効果かも?
このバランスボールでのバタ足トレーニングも、「こんなの絶対無理っ!」と思ってお手本を見ていたのですが....。
実際やったら動画レベルの高速ではないまでも、それなりにできて、白戸さんにめっちゃ褒められましたヽ(=´▽`=)ノ 実際は25m泳げるかも怪しいですが、褒められるのは素直に嬉しい(*´꒳`*)
そんなこんなで、なかなか楽しいトレーニングでした。
トータルワークアウトでこれから始まるトライアスロントレーニングは、RUNとBikeメニューはすべてトータルワークアウト内でやり、スイムに関してはコア系のこういう内容はジムでやって、実際のプールでのトレーニングは、白戸さんのスクール(もしくは提携場所)のプールでやるそうです。
3. TOTAL FOODSの試食会と、Q & Aタイム
トレーニング実演の後は、軽食を食べながら、白戸さんとの Q & Aタイム。
池澤さんがメニューを説明してくださいました。
グレープフルーツ味のプロテインと、コールスローがうまうま!私はプロティンアレルギー持ちなのですが、これは大丈夫でした。
時間がなかったので、ハンバーガー写真を撮る間もなく完食!やっぱり赤身肉はパサパサする...。
ここでも、トピックを箇条書き。
・道具(Bike)は、どこで買うか、何を買うかよりも、誰から買うかが大切
⇒車同様、Bikeは買ってからのほうが重要。調整やメンテは信頼できる人に。
・海で泳ぐのは、プールで泳ぐよりも実は楽
⇒海は浮力も高いし、波をうまく利用できるため。とはいえ、慣れは必要。
・初めてのレースは、綺麗で楽しい大会にすべき
⇒一番のおすすめは、ハワイホノルルトライアスロン。日本ならば南の方の大会。
・・・これは納得。初めてのレースって人生で一度きりですからね。私も初めてのフルマラソンの静岡マラソンが本当に楽しかったので、マラソンを続けたいと思いました。
などなど。
で、せっかくの機会だし、私も質問してみました。
ア「夏のランニング練習ってどうすればいいんでしょうか?」
白「朝の7時までに終わらせます。7時を境にぐっと暑くなるんで。7時以降になると、走りというよりも暑さに耐える練習になっちゃうし、そういうときはここ(ジム)で走ればいいんじゃないですかね!」
ん?
朝の7時に終わらせるとうことは...
ロング走しようと思ったら、朝5時スタート(゚∀゚)
そ、そうですか...。
ガンバリマス...。
トライアスロンって、スイム3.8km、バイク180km、ラン42km、トータル226kmの「アイアンマン」のイメージが強かったのですが、「オリンピックディスタンス」と呼ばれる、スイム1.5km、バイク40km、ラン10km、トータル51.5kmのレースや、オリンピックディスタンスの半分であるスイム0.75km、バイク20km、ラン5km、トータル25.75kmの「スプリント」など、いろいろな種類があるのですね。
ホノルルトライアスロンは、オリンピックディスタンスですが、いつか挑戦してみたいなーと、ぼんやり思いました。
その前に、まずは42.195kmをラクラク走れるようにならねば!!
以上でレポは終了です。マラソンもトライアスロンも、ある意味オトナのスポーツで、奥深いなーと再認識したワークショップでした!
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